こんにちは!
ペット栄養管理士のChieriです。
このサイトでは【愛猫と1日でも長く一緒に暮らすために】をテーマに、「猫の健康は食事で大きく変わる」という考えのもと、キャットフードの話題を中心に運営しています。
主に「猫を初めて飼いたい!」とか、「猫初心者で何をどうしたらよいかわからなくて不安」「初心者じゃないけど、フードの役割とかに無頓着に過ごしてきた」という方に向けて記事を書いています。
猫を初めてお迎えしたいと思った時にまず考えるのは…
- 猫を飼ってみたいけど、どうやって探したらいいの?
- お迎えの方法によってメリット・デメリットを知りたい
- お迎えの準備は何をすればいいの?
今回はこんな疑問にお答えして、【猫ちゃんを迎える3つの方法と準備】について、メリット・デメリットをあげながら解説します。
お迎えの方法は主に3つで、「ペットショップ」「キャットブリーダー」「保護猫」です。

この記事を読めば、みなさんに合ったお迎えの方法がわかり、みなさんも愛猫もきっと幸せな日常を手に入れることができるよ
ぜひ最後までお付き合いください!
必ず準備したい物の1番!キャトフードのおすすめを知りたい方はこちら↓↓↓
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猫をお迎えする心の準備をしよう


猫を初めてお迎えしようと考えている方は、猫に対してどんな印象を持っていますか?
小さくて、ふわふわして、ころころして……可愛いくて縫いぐるみのように思っている方もいるかもしれません。
確かにそれは正解です。
猫沼といわれるように、猫の魅力はあげたらきりがないくらいありますし、猫を飼ってみて初めてわかることでもあります。
しかし、猫も生き物です。
おしっこやうんちは臭いです。
犬のように人間の思った通りにしつけることは難しく、とても野性的な部分が多いのが猫です。そして思ったより触らせてもらえません( ;∀;)
食べ物の好みや環境などの好みは激しく、人間にとって困った行動もたくさんします。



そんな猫ちゃんたちの平均寿命は現在では12歳~18歳と言われていて、なかには20歳を超えて長寿となる猫ちゃんもいるよ
人間と猫の年齢早見表を見てみましょう。
【猫と人の年齢換算表】
猫 | 人間 |
---|---|
0~1か月 | 0~1歳 |
2~3か月 | 2~4歳 |
6か月 | 10歳 |
1歳 | 15歳 |
2歳 | 24歳 |
3歳 | 28歳 |
5歳 | 36歳 |
7歳 | 44歳 |
10歳 | 56歳 |
12歳 | 64歳 |
15歳 | 76歳 |
20歳 | 96歳 |
※人間の年齢=24+(猫の年齢ー2年)×4
最初の2年で24歳、3年目からは1年に4歳ずつ歳をとると言われています
猫ちゃんは10年~20年と長い間私たちと生活を共にします。
そして私たち人間より早く歳をとり高齢化します。
ですから
- これから猫ちゃんと生活する間に私たち人間の生活スタイルはどう変化するのか
- その間ずっと猫ちゃんと共に生きていくことが可能なのか?
- 猫ちゃんの生態を理解して受け入れられるのか?
- 猫ちゃんにかかるお金はどれくらいなのか?
ということを是非シュミレーションしてみてください。
「こんなはずじゃなかった」となって、猫ちゃんを悲しませる結果にならないために……



最終的には「この子がどんな性格でも、どんな身体であっても最後まで責任をもって育てていこう」と覚悟が決まったら大丈夫
そうしたシュミレーションをして、なお猫ちゃんと生活したいとなったなら、いよいよ猫沼ライフへ出発です!
たくさん猫ちゃんを知って、楽しく幸せな暮らしにしましょう。
猫のお金に関する記事はこちら↓↓↓




猫を初めてお迎えする3つの方法とメリット・デメリット


猫ちゃんをお迎えする方法には主に3つの方法があります。
それぞれのメリット・デメリットも説明していきますので、ご家庭に合ったお迎えをしてください。
- ペットショップ
- キャットブリーダー
- 保護猫
ペットショップから迎える
店舗内ペットショップ、独立型店舗など生態販売しているお店での購入です。
主に生後56日以上の子猫が販売されています。
ペットショップをのぞくと本当に愛くるしい子猫たちが遊んでいて、思わず運命を感じて衝動買い!なんて思うか方もいるかもしれません。
そこはぐっとこらえて、前章の「猫をお迎えする心の準備」をぜひ思い出してください。
ショップでのお迎えのデメリットは、成猫になったときどんな癖がある猫ちゃんなのかが分からないこと。



成猫になったときの性格や体格などが分かれば、部屋づくりなどの参考になったり、始めから相性の合わなそうな猫ちゃんを避けることができるからね
筆者の個人的な意見としては、どうしても子猫で血統書付きの子がいい!という方は次のキャットブリーダーからのお迎えをおすすめします。
もちろんブリーダーも「優良ブリーダー」に限ります。
キャットブリーダーから迎える
主に血統書がついている猫種の繁殖をして、販売するのがキャットブリーダーです。
猫をお迎えしたい方は、お迎えしたい猫種を扱うブリーダーを選び、連絡を取って会いに行くという流れになります。
子猫であってもブリーダーであれば、親の性格や体格などを教えてもらうことで、成猫になったときの性格や癖などを聞くことができたり、どれくらい大きくなるかなども予測することができます。
優良ブリーダーであれば親猫を見せてもらえるところもあるため、より希望に合った子をお迎えすることができるでしょう。



マッチングサイトによって全国のブリーダーを探すことができるけど、長時間の移動は猫の負担になるため、できるだけ近場でさがせるといいね
ブリーダーからのお迎えは「優良ブリーダー」であることが大きなポイントです。
優良ブリーダーの見分け方10のポイントを詳しく知りたい方はこちらの記事で解説してます↓↓↓


保護猫を迎える
捨て猫や多頭飼育崩壊など事情があって保護された猫を保護猫といいます。
保護猫を保護、飼育し、里親につなげる活動をしているのが保護団体で、そこから猫を迎え里親になることができます。
筆者の個人的気持ちとしては、ぜひ一人でも多くの方が保護猫をお迎えして欲しいです。
保護猫が存在する原因は人間にあります。



でだから猫をお迎えする方にはぜひ保護猫について知ってもらい、家庭で合いそうならお迎えして一匹でも多くの保護猫を減らす助けになって欲しい!
血統書つきにこだわらないのであれば、保護猫は性格を分かってお迎えできるのが大きなメリット。
トライアル期間があるので、癖や性格が分かり、ミスマッチを防ぐことができます。
もちろん子猫希望であれば、タイミングがよければ子猫の里親になることも可能です。



また、直接的には保護猫の命を救うことになり、「買わない」ことにより間接的には猫ちゃんにとって良くない業者を減らす助けにもなるよ
保護猫のお迎えでの注意点は、元野良猫や心の傷を負った子が多いので、お迎えして何年たっても抱っこできない、触らせてくれない、という子もいるということ。
よく性格を確認してお迎えすることをおすすめします。
また、保護団体によっては保護猫の幸せを願うあまり、厳しすぎる審査や譲渡後の干渉も多いところもあるので、譲渡前によく確認して合わないと思ったら、他の団体からの譲渡を検討してください。
猫のお迎えでこれだけは準備しておきたい物4選


猫ちゃんのお迎えが決まったらいよいよ準備ですね。
ここでは「最低限必要な物」を4つに絞って解説していきます。
最低限必要な物4選
猫トイレ(猫砂・トイレシート)
食器
キャットフード
キャリーケース
猫トイレ
形状・大きさなど様々なタイプのトイレがあるので、次のポイントを考えて選ぶ必要があります。
トイレ選びのポイント
- 猫ちゃんの性格や体格に合うトイレ
- 猫の数+1個のトイレ
- お迎えする家の環境や家族の生活スタイルに合うトイレ
猫ちゃんに合うトイレは猫ちゃんが今まで使っていた形状に近いものであれば慣れやすいでしょう。
マニュアル的には猫ちゃんの体長の1.5倍の大きさがあり、中で方向転換できる大きさがよいとされています。
猫ちゃんはトイレのときクルクルと方向を変えながら、自分の臭いをかいだり、砂をかいたりするからです。



初めて猫ちゃんをお迎えするときは、今までのトイレから猫ちゃんの臭いの付いた砂を少し分けてもらうと、よりスムーズに慣れてくれるよ
猫は綺麗好きなので汚れたトイレを嫌うこと、もともと水分を摂らずにおしっこが少ない子が多く、腎臓の負担や尿結石のリスクが大きいため、少しでもトイレの機会を多くつくってあげる意味で猫の数+1個のトイレが推奨されています。
猫トイレは生活空間に置くもの。
愛猫に合うものの中で、部屋の雰囲気に合ったものや生活スタイル(在宅時間)に合ったものを選びたいですね。
家具と一体型のものもあったり、色や形などたくさんの種類があるります。
お部屋になじむトイレにすることはもちろん、洗いやすいかどうか?を考えて選ぶことで、猫ちゃんも家族もストレスの少ない生活ができます。
おすすめの猫トイレ3選とトイレまわりグッズの詳しい記事はこちら↓↓↓


食器
食器選びのポイント
【猫の好み、癖、体型、年齢】✖️【素材】✖️【形状】
この組み合わせによって、みなさんのお家の猫ちゃんに合った食器を選ぶことが大切です。
とはいえお迎えする前は猫ちゃんの好みや癖は分からないことが多いですよね。
そんな時はとりあえずは次のことを考えながら買ってみて、様子を見るのが良いと思います。
【素材】
陶磁器
ステンレス
ガラス
プラスチック
素材で考えたいポイントは衛生的なものであるかどうか。
洗ったときに汚れ落ちが良く、衛生的に保てるという観点で、陶磁器、ステンレス、ガラスがお勧めです。
プラスチックはスポンジなどで傷が付くと、そこに雑菌が繁殖しやすくなります。
その食器で猫ちゃんが食事をしたり、お水を飲んだりしていると、下顎に黒いプツプツができる『猫ニキビ』の原因にもなります。
【形状】
直置きタイプ
台付きタイプ
台座一体型タイプ
ゲージ固定タイプ
自動給餌タイプ
形状で考えたいポイントは高さと形です。
一般的に高さは5~8㎝がよいとされています。
猫ちゃんの首と背中が一直線になる高さで食べられる高さとのこと。
理由は猫ちゃんはあまり噛まずに食べる子が多いので健康な猫ちゃんでも吐き戻す子が多く、下を向いて食べると吐き戻しやすくなるからです。
そこで関係してくるのが、猫ちゃんの体型や年齢です。
体の小さい子猫や立って食べるのが困難な高齢猫の場合は低めの直置きタイプや台が低いものがおすすめです。



愛猫がどんな体制で食べるのが好きかによってベストな高さも違うよね
形は好みを見極めることがだいじ。
猫ちゃんは舌で器用に舐めるようにしたり、ガブっと噛みつくようにして、食事を口に運んでいます。



だから食器内側の形状が丸いものだと、食器の中心にフードが集まってくるので食べやすくなるよ
もちろん四角い形の食器はスタイリッシュですが、猫ちゃんのフードには向きません。
そしてある程度の重量感があって、底面が安定していて動にくいものがいいです。
また、勢いよく食べてこぼしてしまう猫ちゃんには、縁に返しが付いているものも効果的かもしれません。
他にもメモリが付いていて、飲んだ水の量の目安がつくもの、留守がちな家庭には自動で給餌できるもの、食器を動かしてこぼしてしまう猫ちゃんにはゲージ固定タイプ…等々
食器の種類はたくさんあります。



猫のとっても食は大切。
愛猫のの食べっぷりや癖をよく観察して、よりベターな食器を選んであげて
神経質な猫だと食器が変わることにもストレスを感じる子もいますが、反対に合わなくて食べが悪くなることもあります。
しかも成長と共に癖や行動も変わってきますし、食欲も変化します。
愛猫をよく観察してあげてください。
キャットフード
用意するキャトフード
総合栄養食(月齢に合ったもの)
お水
キャットフードは公正競争規約に基づいて、その目的ごとに表記が決められています。パッケージをよくみて、「総合栄養食」と表示されているものを選びましょう。
キャットフードの種類
総合栄養食 | フードと水だけで必要な栄養をバランスよく摂取できる |
---|---|
その他の目的食 | 特定の栄養成分等の調節・補給・嗜好増進などを目的とした「おかず」的なものや「サプリ」的な役割 |
療法食 | 栄養成分が調節され、特定の疾病や健康状態に対して、獣医師の指示のもと食事管理に使用される |
間食 | おやつ |
ドライフード | 水分含有量10%以下のフード通称カリカリ |
---|---|
ウェットフード | 水分含有量75%以上のフード |
ウェット・ドライの他にも半生タイプ、スープ状、ゼリー状など様々。
一般的にドライフードはウェットフードより安価なものが多く、「総合栄養食」とされるものはドライフードの方が多くあります。



初めて猫をお迎えする際には、まずはそれまで食べていたフードを聞いて同じものを用意しておくと、安心して食べてくれるよ
フードを急に変更すると、下痢などの原因になってしまいます。
環境に慣れてきて、フードを変更したい場合には1週間ほどかけて少しずつ新しいフードの分量を増やしていき移行します。
食べ物も猫ちゃんによって好みが大きく分かれるところです。少し割高でも始めは少量パックのものから試してみましょう。
だいたい1か月で2㎏ぐらいを消費するので、多くても2㎏できれば800gなどの少量パックがおすすめです。
少量にすることで酸化も防げるし、フードの無駄を最小限に抑えることができます。
当サイトおすすめキャットフードの記事はこちらから↓↓↓
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>>【キャットフードの選び方5ステップ】初心者に徹底解説!与え方と保存方法も紹介
キャリーケース
キャリーケースは準備期間があるのであれば、必ず用意したい物のひとつです。
飼い主がお迎えに行く場合はすぐに必要となるものですし、病院に行くときも必要です。
犬のように大人しく抱っこされてくれる猫ちゃんは「まれ」です。逃走されて迷子になってしまわないためにお出かけはキャリーケースが必須です。
猫ちゃんは狭いところが安心しますので、お迎えした当日はキャリーケースから無理に出さずにふたを開けておくだけにし、ゲージやベッドの役割にもなります。
キャリーケース最低限の基本機能
- 底面がしっかりしていて、猫ちゃんが中で立っても座っても安定感のあるもの
- 万が一中で粗相をしてしまっても底面が取り外せて洗えるもの
- 必ず付けるものではないですが、ハーネスを繋げておけるフックがあるもの
最低限この3つを備えていることを確認したら、次に選ぶポイントは「大きさ」と「形状」の2つです。
大きさ
大きさは猫ちゃんが中で方向転換できるくらいがいいです。
同じデザインでもサイズ展開があるものもあるので、体型に合った大きさにしてあげましょう。
形状
ハードタイプ
手提げタイプ
肩掛けタイプ
リュックタイプ
キャリーケースタイプ
手提げと肩掛けが両方できる2wayタイプやさらにキャリーケースの上に固定できる仕様になっているものもあります。
車移動する方は、シートベルトで固定できる仕様のものだと安心。
キャリーケースタイプは、ゴロゴロと地面の振動が伝わったり音もするので、猫ちゃんによっては嫌がるかもしれません。
猫ちゃんが重かったり、頻繁に徒歩で病院に行く必要がある方はリュックタイプがおすすめです。
また災害時にペット同伴で避難する場合の備えも兼ねて、両手が空くリックタイプや、避難所などで一時的なゲージ替わりにもなるスペースを広げられるタイプもよく購入されているようです。



キャリーケースはお部屋での居場所になるように、出しっぱなしにして置く方法と、お出かけするときだけ出して使う方法があるよ
普段からお部屋に出しておいて、猫ちゃんの安心できる居場所の一つになっていると、通院するときや災害時にストレスなく入ってくれます。
キャリーケースに入るのを嫌がる猫ちゃんや神経質な猫ちゃんの場合は、お部屋に出して置いて上に乗っても形が崩れにくいもので、お部屋の雰囲気に合った色合いのものがおすすめ。
反対にキャリーケースを嫌がらない猫ちゃんの場合には、普段はしまっておける折りたたんでコンパクトになるタイプだとお部屋がすっきりします。
ベッド(といあえずなくても大丈夫)
ベッドは買っても気に入ってもらえずに、放置される確率が高い物の一つです(^_^;)
暑かろう寒かろうと思って、夏はひんやりタイプ、冬はもこもこタイプ、掛けるものやもぐれるもの……
ありとあらゆる猫ちゃんのベッドもどきなものを買っては撃沈し、結局ベッドが入っていた段ボールがお気に入り♥ということは日常茶飯事( ;∀;)



ベッドは猫ちゃんの好みやこだわりが激しい物の代表だよ
愛猫がどんな質感や場所が好きなのか観察してみてね
キッチリと用意しても無駄になり、でも捨てられずにお部屋を占領されたりしないように、様子をみてからでも大丈夫ですよ。
筆者の愛猫は、お迎えした日の夜から私たちのベッドで一緒に寝ています。
日中のお気に入りの寝場所は、キャットタワーのハンモックかダイソーのストレージボックスに羽毛のブランケットを敷いた中です。
猫グッズ購入のコツ
初めて猫ちゃんをお迎えするときは、本当に何を用意すればいいのか分からないものです。
ペットショップやネットには、たくさんのかわいい猫グッズで溢れています。
楽しみであればあるほど色々と揃えたくなってしまうもうものですが、「要注意」です。
良かれと思って揃えたものが、「全く見向きもされない」なんてことざらですから。
残念ながら猫ちゃん不採用となった物たちは、思い切りよく「さよなら」すればよいかといとそうとも言い切れず、数週間、数か月かけて使ってくれるようになる場合もあります。
猫グッズ購入のコツ
- 猫の安全上大丈夫なものであれば、愛猫に不採用となった場合には人間が使えたり、コンパクトにして仕舞っておける人間用のもので代用してみる
- 人間の物をもう一度見直して減らしてみる
筆者の愛猫のベッドはダイソーのストレージボックスです。


この代用ベッドにはすんなり馴染んでくれたのに、猫用ベッドを気に入ってもらえたことはありません。



愛猫が飽きたら人間も使えるし、畳んでしまえるから気が楽だよ
猫と暮らすと猫グッズが増えてしまうのは、仕方がないことも。
この機会に人間の荷物を見直し、お部屋をスッキリさせるのもありです。
好奇心旺盛な猫の誤飲・誤食やケガの防止にもなるので一石二鳥ですよ。
猫ちゃんは生まれ持っての性格や癖と、成長とともに出来るようになってくることや、お家に慣れてきてやり始める行動など日々変化していきます。
よく観察しながら慎重に物を増やしていきましょう。
必需品じゃないけれど、猫好きなら欲しくなるグッズを集めた記事はこちらです↓↓↓


猫の初めてのお迎え~お部屋の準備5つのポイント


お部屋の準備5つのポイント
- 屋を片付けて空間をつくる
- 物を出しておかない
- 配線を隠すか補強する
- 脱走防止・立ち入り禁止対策をする
- 爪とぎ対策をする
部屋を片付けて空間をつくる
近年では猫の完全室内飼いが推奨されています。
室内での暮らしは、猫にとって生きやすい環境であったり、事故の危険性がない反面、運動不足やストレスの原因になる場合もあります。



室内であってもい自由に走り回ったり、遊んだりできる空間がたくさんあると、猫本来の狩猟本能も満たされ、ストレス解消や運動になるよ
物を出しておかない
猫は「え!!そんなところにも⁈」と思うところに乗ったり、駆け抜けて行ったりします。



基本家中の平面があるところにはどこでも乗ると思って準備が必要だよ
前足で”ちょいちょい”っとして物を落としたり、かじったりして遊びます。
植物や食べ物で猫ちゃんが口にすると害になるものや、誤飲して危険なものもあるので、仕舞ったり思い切って「さよなら」の決断も必要かもしれません。


配線を隠すか補強する
配線をかじって遊ぶのが好きな猫もいます。
配線類をまとめて収納できるBOXなどに入れたり、カバーをつけて、猫ちゃんがかじって感電してしまったり、火事の危険から守りましょう。
またストーブなど使わない時間帯があるものは、コンセントを抜いておくことをお勧めします。
脱走防止・立ち入り禁止対策をする
窓、網戸、玄関のすき間から一瞬にして出てしまいます。
戸棚、引き出し、押し入れ、クローゼット、洗濯機……あらゆるところに一瞬で入り込みます。
猫の足音は聞こえす、体は液体のように「にゅる」っと一瞬で入ったり、出たり、移動したり、上ったりするので、足元をすり抜けたこに気づけないときも。
おかげで危険がないように常に所在確認をすることになるでしょう。
脱走防止の柵などがあるので、心配な箇所や立ち入って欲しくない箇所に設置しておくと安心です。





個人的には、できるだけ「立ち入り禁止」の場所を少なくしてあげたいと考えてるよ。どこに入られても大丈夫な部屋づくりができたらいいね
爪とぎ対策をする
猫ちゃんの爪とぎは「古くなった爪をはがすため」と「自分の縄張りに匂いを付けるため」という2つの役割があります。
ですから爪を切ってあげるからといって、爪とぎをしなくなるわけではありません。子猫でも本能で爪をとごうとします。
「お迎えする前に準備する物」としてあげませんでしたが、壁や家具など大切にしたいところに傷をつけられてしまう前に、できるだけ早くますは1つ用意して、爪とぎをしたがっているところに設置してあげましょう。



愛猫が「どこに」「どのような姿勢で」爪とぎをしたがっているのか様子をみて、好みに合った爪とぎを少しずつ増やしてあげよう
うまく設置できれば壁や家具での爪とぎを最小限にすることができます。
猫をお迎えした当日の過ごし方


お迎えの当日の流れと、注意するポイント
- お迎えは午前中に
- 静かで落ち着いた環境に
- キャットフードをあげる
- トイレを教える
- ゆっくり寝かせる
お迎えは午前中に
お迎え当日は猫を落ち着いて見守れるように、お休みの日などにしましょう。
お迎えした後に体調を崩してしまった場合、病院で診てもらえるように、午前中にお迎えするのがベスト。
静かで落ち着いた環境に
猫は新しい環境で緊張しています。
トイレとキャットフードにアクセスできる場所にキャリーケースを置いてあげ、ふたを開けてそっと見守ります。



話しかけたり、抱っこしたり、かまいたい気持ちを抑えて、猫のペースにまかせた方がお家になれるのが早くなるよ
キャットフードをあげる
猫がお部屋の探索を始めたら、環境に慣れてきてリラックスしてきたサインです。
さらにキャットフードを食べてくれたら上出来。
初めは警戒して人前ではフードを食べない猫もいるので、ゲージの中にフードを置いている場合は、大きなタオルや布などで覆ってあげりと安心します。



猫は食べている時にびっくりしたり、嫌な体験をすると、そのフードを食べなくなってしまったり、その場所で食べなくなってしまうことがあるよ
大きな物音をさせたりせずにそっと見守りましょう。
当サイトおすすめキャトフードを価格別にランキングした記事はこちら↓↓↓


トイレを教える
猫が床をかくような仕草をしたら、トイレに行きたいサインです。
用意したトイレに連れて行ってあげましょう。
猫を譲り受けた場所で使用していたトイレの砂を少し貰ってきて、新しいトイレの砂に入れてあげるとトイレをよく理解してくれます。
家猫の祖先は砂漠にいたので、砂場でトイレをする本能があります。
そのためほとんどの場合「しつけ」をしなくても自分からトイレでしてくれるます。賢い!
とはいえお迎え当日は緊張でおしっこをしない猫ちゃんも多いので、当日しなくても心配はないです。



もし2日目もおしっこをしない場合は、早めに獣医さんに相談して!
腎臓や尿路の病気になっている可能性もあるよ
ゆっくり寝かせる
とにかく当日は猫のペースで見守り、ゆっくり眠らせてあげましょう。
ゲージを用意している場合は、ゲージの中にキャリーケースや臭いのついたベッド、トイレとキャットフードを置き、上からタオルや布などをかけて落ち着く空間にしてあげます。
人の姿が見えなくなると行動を始める猫もいますが、子猫の場合は夜間ひとりになってしまうと泣き続けることも。
育った環境や月齢などで、人との距離感が違います。
人の欲求で無理に抱っこしたりせずに、猫ファーストで接することが大切です。
猫をお迎えする3つの方法まとめ


今回は猫をを初めてお迎えするには「どうやってお迎えしたらよいの?」「何を準備したらよいの?」「当日はどう過ごせばよいの?」の疑問にたいして、大きな流れを説明する記事となりました。



結論としては、自分たちに合った猫を迎えられる方法でお迎えし、脱走防止対策をしっかりして、初めは物を増やし過ぎず、見守ることが大切ということだよ
猫には個体差がとてもあります。どうか焦らずに落ち着いて愛猫を観察してあげてください。
そしてその時その時でベストと思われる行動をしたり、物を与えたりしてあげてください。
愛猫にとっての「ベスト」を判断できるのは、飼い主さんだけです!
愛猫と1日でも長く一緒に暮らすために、ペット栄養管理士の筆者がおすすめしているキャットフードが分かる記事も参考にしてくださいね。


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