初めて猫をお迎えするときに、最低限必要なグッズの一つが猫トイレです。
トイレは、猫ちゃんにとって健康面でも精神面でもとても大切なものなんです。
適切なトイレでないと、人にとっての問題行動をしてしまう場合もあります。
とはいえ猫を初めてお迎えする方は、何を基準にどんなものを選んだらよいのか何にも分からないですよね?
そこで今回は、猫トイレのタイプとメリット・デメリット、ずぼらミニマリスト的選ぶポイントをお伝えしていきます!
猫を初めてお迎えする方法と準備についてまとめた記事はこちらです↓↓↓

猫トイレの種類とメリット・デメリット

猫トイレを大きく分類すると種類が4つ、形が4タイプあります。
それぞれの「トイレの種類ごとに色々な形がある」というイメージです。
それでは、それぞれのトイレの種類と形のメリット・デメリットを解説していきますね。
トイレの種類
ノーマルトイレ
ほとんどが一層式で、固まるタイプの猫砂を使います。
おしっこをするとその部分の猫砂が固まるので、そのたびに砂ごと取り除くことが大切です。
うんちも同様にすみやかに片付けます。
【ノーマルトイレ】
システムトイレ
ほとんどが二層式で、システムトイレ用の猫砂とシートを使います。
おしっこは上段の猫砂・すのこを通過し、下段のシートで吸収する仕組み。シートは数日ごとに交換します。
うんちはその都度取り除き、清潔に保ちます。
【システムトイレ】
全自動トイレ
猫のおしっこやうんちの動作を感知し、自動で排泄物をごみ箱部分に移動させ、お掃除してくれるトイレ。
体重を計測できるものもあります。
【全自動トイレ】
loTトイレ
アプリとの連動で健康管理ができます。
体重・おしっこの量・回数などをトイレに入るたびに計測したり、猫の行動や様子をアプリで確認できるものもあります。
【loTトイレ】
トイレの形
オープンタイプ

シンプルな箱型タイプ。
ハーフカバータイプ

オープンタイプより立ち上がりがあるタイプ。
フルカバータイプ

トイレの上全体にカバーが付いているタイプ。
家具一体型タイプ
家具の中にトイレを入れて、インテリアとして部屋になじむタイプ。
猫の出入りやお手入れのしやすい仕様になっている。
猫にかかる費用を解説した記事の中で、猫トイレの費用もわかります↓↓↓

ミニマリスト的オススメ猫トイレ3選

猫トイレを選ぶ基本的な考え方は以下になるので、これをもとに今回のずぼらミニマリストおすすめを参考にして下さいね。
猫トイレは猫ちゃんにとってとっても大切なグッズなので、より良いものを選べるように愛猫をよく観察して選びましょう!
今回は猫初心者さんが初めて猫トイレを準備するという設定なので、「全自動トイレ」や「loTトイレ」ではなく、「ノーマルトイレ」と「システムトイレ」からずぼらミニマリスト的オススメをお話ししますね。

「ノーマルトイレ」と「システムトイレ」
どっちがいいにゃ?



「システムトイレ」
がオススメ!
- おしっこのたびに片付けが不要
- 一週間に1回のトイレシート交換で楽ちん♬
- 留守がちでも安心
- おしっこの臭いは気にならない
仕事や子育てで忙しくてもお部屋をキレイにしておきたい!
けどお掃除嫌いな【ずぼらミニマリスト】さんには「システムトイレ」が向いています。
うんちはその都度片付けますが、一日1~2回の猫ちゃんが多いので、留守がちなお宅でもなんとか生活スタイルの中でタイミングよく片付けることができます。



「システムトイレ」の中では
どれがいいにゃ?



ずぼらミニマリストからのオススメは
下の3タイプ!
比較はしているけれど
どれを選んでも大丈夫なので
猫ちゃんの好みに合わせて
安心して選んでね!
ボンビアルコン 【ウィークリートイレ】
しつける3点セット
- 大きさ=幅41・奥行き31.5・高さ15cm
- 基本カラー=ブラウン・アイボリー
- 形状=オープンタイプ
ずぼらミニマリスト的
おすすめポイント




一番のおすすめポイントは、大きなゲージでなくても奥行に対して横置きできること、そして横からは入れることです。
我が家はどうしても大きなゲージを置くことができなかったので、これには助けられました。
猫は臭いに敏感なので、一般的にはトイレとご飯は別の場所がよいと言われているのですが、我が家の愛猫はゲージ内に両方置いても気にせず使ってくれています。
一人暮らしでスペースに限りがある場合やお部屋をミニマムにしたい方には一番にオススメしたいトイレです!
ただし、「ちょっと残念なポイント」であげている猫砂とトイレシートに関してですが、猫ちゃんの好みに合えば何を使っても大丈夫です。
我が家は近所で気軽に購入できる他のメーカーの物を使っています。
トイレシートは大きいですが、トレーに合わせて端を折り込んで使っています。
問題ないです!
花王【ニャンとも清潔トイレ」】
ユニ・チャーム【デオトイレ】
【ニャンとも清潔トイレ】
- 大きさ=幅40cm・奥行55cm・高さ26cm
- 基本カラー=ライトベージュ・ブラウン
- 形状=ハーフカバータオプ
【デオトイレ】
- 大きさ=幅42cm・奥行54cm・高さ26cm
- 基本カラー=ナチュラルアイボリー・ダーククレー
- 形状=ハーフカバータオプ
ずぼらミニマリスト的
おすすめポイント
「ニャンとも清潔トイレ」と「デオトイレ」はどちらを選んでもスペックは同じくらいです。
筆者もはじめは右も左も分からない状態でしたが、何とか「デオトイレ」を選んで購入しました。
十分なスペースがあって、砂の飛び散りの心配もなく満足でした。
猫ちゃんは臭いの付いているきまった場所でおしっこをすることが多いため、トイレシートの引き出しを前後入れ替えられるのはポイントが高いですね。
シートの一か所だけでなく、無駄なく使用できるということです。
筆者はその後小さなゲージを購入する都合で、コンパクトな「ウィークリートイレ」に乗り換えましたが、スペースに余裕がある方はまずはこのどちらかを購入しておけば間違いないです。
猫砂・トイレシートはどちらのメーカーの物でも使えますので、猫ちゃんの好みに合ったものを模索してみてくださいね。
トイレまわりのグッズあれこれオススメ


猫トイレまわりには結構多くのグッズ(消耗品)が必要になってきます。
ここではずぼらミニマリストの筆者が、それぞれどんなグッズを使用しているのかを紹介します。
使用してのメリットデメリットもお話ししますので、参考にしてください。
知りたいグッズ名をタップするとそれぞれにジャンプできます!
猫砂
【ずぼらミニマリスト使用の猫砂】
花王「ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ 大きめ」です。




こちらは「木」のチップ状で、袋を開けるとほんのり木の香りがして癒されます。
大きさは「大きめ」「小さめ」「極小」の3種類。
ゴミ出しは「可燃ゴミ」です。
※こちらはうんちの回数や、粒の捨て方にもよりますが筆者の場合は、4.4kgが3.5ヶ月分との表示に対して、約1か月でなくなってしまいます。(トイレに入れる分も含む)
【猫砂の種類と選び方】
ここからは猫砂の種類と選び方を簡単にSTEP形式でお話ししておきます。



どうやって選んだらよいのか分からないよ!
という方は参考にしてみてください!
ひとくちに「猫砂」といっても様々な種類があります。
素材 | おから・木・鉱物・紙・シリカゲル |
固まるか | 固まる・固まらない |
トイレ | 流せる・流せない |
ゴミ出し | 可燃・不燃 |
さらにそれぞれ「大きさ」や「形状」の種類があるものもあります。
猫砂は猫ちゃんが直接触れる物なので、何とか猫ちゃんが快適にできる猫砂を探してあげたいですよね。
そこで筆者が提案する手順を参考にしてみてください!
各トイレのメリットデメリットはこの記事でも解説してるので、そちらを参考にしてみてください。
トイレのタイプが決まったら、半分は決まりです。
「ノーマルトイレ」=固まる砂
「システムトイレ」=固まらない砂
です。
1ヶ月間で猫砂が好みではないサインがでていないか、問題行動がないかを観察します。
ただし猫ちゃんは繊細な生き物ですので、環境の変化が苦手です。
しかもトイレは猫ちゃんにとって大切な存在なので頻繁にコロコロと変えずに、じっくり観察しながらベストな猫砂を選んであげましょう。
トイレシート
トイレシートはシステムトイレの場合に使用します。
【ずぼらミニマリスト使用のトイレシート】
各社トイレに合わせて、大きさや香りなど数種類発売しています。
色がついているものは、尿の色が分かりにくいですし、香り付きのものは、臭いに敏感な猫ちゃんが嫌がる可能性があるので、無香料の方がいいです。
香りで誤魔化さなくても、消臭効果があるものなら臭いはほとんど気にならないです(個人の感覚です)
消臭剤
猫のうんちはとても臭います。
これは経験値が上がっても毎回「くっさ!」となります。
しかもちょうど人の食事中にすることが多い(-。-;
ということで消臭剤は何かしらあると良いかなと思います。
【ずぼらミニマリスト使用の消臭剤】
こちらはトイレにスプレーするタイプの消臭剤です。
猫が舐めても大丈夫というものを選びました。
猫ちゃんはトイレの匂いを嗅いで、うんちやおしっこをする場所を決めるので、できるだけ香りの付いていないものを選びます。
こちらの商品は無臭ではなくわずかに緑茶の香りがして、筆者はこの香りに癒されています。
猫は嗅覚が人の数万倍~数十万倍とも言われているので、この商品でも結構匂っているのかもしれませんが、我が家の愛猫は気にせずトイレを使ってくれてます。
ちなみにボトルは上の写真ですが、ミニマリスト的にはシンプルな見た目にしたくて、こんなボトルに詰め替えて使用してます。


消臭ビニール袋
うんちを入れる袋は必須アイテムです!
本当に臭います。
普通の袋や、なんちゃって消臭袋では臭いがダダ漏れで、部屋中に充満してしまいます。
是非高性能な袋をオススメします!
【ずぼらミニマリスト使用の消臭ビニール袋】
シンプルパッケージの方はカラーバリエーションがあって気に入ってます。
ブラック以外の色は、ほんのり透けますが、スコップを履いたウエットシートも一緒に入れているので、個人的にはそんなに気にならない程度です。
オリジナルパッケージの方はネコのイラストのものと犬のイラストのものがあります。
こちらはビニール袋の色は水色になります。
サイズ展開も豊富なので用途に応じて使い分けてもいいですね!
ちなみにうんちの回収だけなら「SS」サイズで十分です。
【BOSS消臭ビニールサイズ展開】
SSmini | 17×25cm |
SS | 17×27cm |
S | 20×30cm |
M | 23×38cm |
L | 30×40cm |
LL | 35×50cm |
20リットル | 50×70cm |
ロングサイズ | 17×75cm |
ウェットシート
ウエットシートはアルコールフリーのものにしてください。
【ずぼらミニマリスト使用のウエットシート】
赤ちゃん本舗オリジナルの「水99%」シリーズです。
こちらは子供が赤ちゃんだった時から使用しているので、もう12年以上になります。
「おしりふき」といってもウエットティッシュとしてどんなことにも使えます。
そして何よりウエットティッシュやペット用ウエットシートより断然コスパがよいです!
人の日常生活でも、愛猫にもなくてはならない一品です。
トイレのスコップを拭くだけでなく、愛猫のちょっとした汚れを拭いたり、メヤニを取ったりと大活躍です。
人用は無印のウエットシートボックスに入れています。




愛猫用はフタップを付けて使用しています。
北欧柄・ディズニー柄・無地……いろいろな種類があり、ワンタッチでOPENできるのが最大のメリットです!
うんちの片付けのときに愛猫が絡みついてきたりしても素早く拭けちゃいます。
また、携帯用にもかさばらず便利ですよ。
ちなみに先日こちらのおしりふきを発見し、パッケージに一目惚れ♡
ミニマリストや北欧好きには気になる商品ですよね⁉
ダンボール好きな猫ちゃんが気に入ってお部屋に置いておいてもかわいいですし(⌒∇⌒)
次回はコレ使ってみます!
【猫トイレ選び方】ミニマリスト的オススメ3選!トイレまわりグッズも紹介まとめ


今回は猫を初めてお迎えする方に、ずぼらミニマリストがオススメするトイレをご紹介しました。
猫ちゃんにとって大切なトイレ。
第一に猫ちゃんの好み、第二に飼い主さんの生活スタイルやお部屋の環境を考えて、お互いにストレスなく気持ちよく生活できる猫トイレを見つけてください!







今回も貴重なお時間をさいて最後までお読みいただきありがとうございました。
管理人:Chieri
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