小学生の中・高学年くらいのお子さんがいるご家庭では、子供がお友達のお宅にお邪魔する場面が出てきますよね。
そんな時こんなことに悩むことが多いのではないでしょうか?
子供が友達の家に訪問するとき
何か持たせたほうがいいの?
手土産を持たせるなら予算は?
親が働いいていて急な友達訪問に対応できない!
あまり知らない相手と建前の付き合いは苦手!
でも子供のために最低限の礼儀は欠きたくない
この悩みは全て筆者が体験したことです。
そこでネットでポチポチと検索しましたが結局「親子の数だけ考え方があって絶対の正解はない」という事実が分かっただけでした。
特に働いている親の場合、普段家にいられる時間が少ない分、子供のお友達やその親御さんとコミュニケーションをとる時間も限られるのも悩みのひとつ。
正直働いている方のなかには、他人と建前だけのコミュニケーションをとる時間があるなら、「もっと自分の子供とコミュニケーションをとりたい!」と考えている方もたくさんいると思います。
この記事は、人間付き合いが苦手な働く母が試行錯誤のうえ編み出した工夫を少し公開したいと思います。
先述の通り親子の数だけ考えがあるので「これをやったら大丈夫」とか「これが正解」ということはないです。そこはお互いの相性だと思って、自分に無理のない方法を考えていけばよいと考えます。
【ケース別解説】
小学生友達訪問の手土産と値段
手土産については親の関係性や頻度にもよると思います。
我が家は共働きで自宅にお友達を招くことがほとんど出来ないため、「お互い様」の理屈が成り立たないことが多いということを前提に考えました。
(我が家のルールでは親のいない家に遊びに行くこと、親がいない自宅にお友達を招くことは禁止にしています)
このような条件から手土産に関しては、持たせないより持たせた方が良いと考えて、必ずなにかしらお菓子などの手土産を持たせるようにしています。
これからケース別に解説していきます。
前提として……
【子供が一人で行ける場合】
子供に持たせます。
親御さん用の手土産を待たせる場合は、きちんと「こっちは〇〇さん(お母さん)用ですって言われました」と子供に伝えさせます。
【送り迎えが必要な場合】
親御さん用の手土産は親が持って行き、直接挨拶と手渡ししています。
はじめてお邪魔するお宅
たまにしかお邪魔しないお宅
子供用のお菓子と気を使わない程度の親御さん用の手土産を分けて持たせます。
※子供一人分パックについては「お菓子の工夫」ところで詳しく解説しています。
クリックでとべます。
お泊まりをさせてもらう場合
こちらは昼間遊ぶだけではなく、食事や入浴、お布団までお世話になるので、より丁寧に対応します。
お泊まりをする=ある程度は親しい
という場合がほとんどだとは思いますが、まず手土産は初めてのお宅と同じで、子供用と親御さん用に分けて持たせます。
※子供一人分パックについては「お菓子の工夫」ところで詳しく解説しています。
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子供用は他のケースとほとんど変わりありません。長時間なので分量を増やす程度です。
親御さん用の手土産は、長時間かつお世話になる内容が多いので、金額も少しだけ高めに設定しました。
親御さんの手土産に関して追加で解説します。
内容2:「お泊りする=ある程度親しい」ということから、相手の好きなものや好みなどが分かっていれば、そちらからの切り口で選ぶのも良いです。
無難になり過ぎず、親しみもこもっていて喜んでもらえるでしょう。
内容3:お泊りで食事のお世話になる場合、あとレンジでチンするだけで食べられるような、「プラス1品」を持たせると「気の利く親」感がでますね。
ただし筆者は働いていますし、特に料理を得意としていないので、内容3を実行したことはないです(^_^;)
だいたいの予定で必要な分のお金を待たせて、そこから外出した費用や食事代などを出してもらう。
そしてそれを先方の親に伝えておいて子供から貰ってもらう。
事前に親同士で、「こんな物を食べようと思う」とか「バーベキューしようと思う」とか「買って食べようと思う」とか話す時もあります。
その場合そこからだいたいの費用を割り出して持たせます。
たまに気を遣って、お昼ご飯にお弁当を持たせてくれる親御さんもいらっしゃるのですが、
筆者はお弁当を作る事が大変と感じるのと、一緒に遊んでいて一緒に食事をするのだから、家の人と別の物を食べるのも味気ないな〜と感じるのでやってません。
子供からお金を貰うのは気が引ける方もいるし、キッチリ全額徴収はしづらい空気もあるかもしれませんが、色々やって貰ったことを後で聞いてお返しをしたりまた貰ったり…
という無限ループは面倒に感じるのでやっていません。
しかも子供によっては、して貰ったことなどを報告しない場合もあると思います。それでは結果失礼になってしまう場合もありますよね。
お互い最初に親同士で話してお金で解決できることはその場で解決してしまった方が変な気を使ったり、使わせたりしなくて済むと考えています。
無理せず長く付き合っていくには、これが「楽な方法」との意思の合致をして置くとよいかなと思います。
そのうえで、手作りの食事をご馳走になったりしたらそれはそれで甘えています。
気になれば後日『○○のお礼』としてではなく、さりげなく気を遣わない程度のものを差し上げたらなんとなくWin-Win(ウィンウィン)になるかなと考えています。
頻繁にお邪魔しているお宅
子供用のお菓子のみを持たせます。
※子供一人分パックについては「お菓子の工夫」ところで詳しく解説しています。
クリックでとべます。
小学生の放課後はだいたい4時前後からで、短時間なのにお菓子をいちいち持って行くべきなのか?
夕食が近いのに、食べさせて良いのか?
など賛否両論あるようです。
ただ我が家では自宅に招くことがほぼできず、お邪魔ばかりする事がほとんどで、『お互い様』に出来ないので、せめてお菓子だけでも持たせています。
小学生の友達訪問お菓子の工夫
我が子が小学校中学年までは、一人でお友達の家にお邪魔する機会がほとんどありませんでした。
たまにお邪魔する際にはその都度スーパーなどで売っている、いわゆる「ファミリーパック」を2~3種類そのまま持たせて、親御さんに渡すようにしていました。
しかし高学年になり、一人で約束して一人でお友達のお宅にお邪魔できるようになると、頻度が断然多くなったんです。
そうすると問題が……
少し買い溜めで置いた「ファミリーパック」が、すぐになくなってしまったり、子供が開けてしまっていて手土産に出来ない!
仕事中急に子供から連絡があって「今日これから〇〇の家で遊ぶから!」と言われても、手土産を調達する事も出来ず手ぶらで向かわせることに!!
そこで考えたのが……
子供一人分パックにすることです\(^_^)/
やり方は……
「ファミリーパック」は中が個包装になっているものを選ぶ
「ファミリーパック」を開封し、5〜6種類のお菓子を一個ずつ入れて、一人一回分として分けていく。
できるだけ、スナック系・チョコ系・クッキー系・グミ系など種類や味にバラエティが出るように組み合わせる
特にスナック系の個包装は大きさにもボリューム感が出るので、見栄えがバランス良くなります。
- ビニール袋:100均の絵付きポリ袋
(30枚入りなどで可愛いけど気兼ねなく使える) - 金額:200円前後
(自然とこれくらいの金額になる) - 作り置きする
(遊びに行く頻度に合わせて14~16個など)
セリアで購入したドット柄・星柄・うさぎ&かえる柄のポリ袋と、プレゼントなどの口をキュッキュッと絞るものを使用しています。
※参考までに、ダイソーでは絵付きポリ袋を見かけたことがありません。
ちなみに絵付きのジッパー付き袋はしっかりしていますが、スナックなどの大きいものが入らない場合があります。
さらにジッパー付き袋は10枚入りくらいで、使い捨てには少し抵抗があったので、こちらの絵付きポリ袋タイプをオススメしています。
これなら子供たちも色々な味が楽しめますし、放課後の短時間なら丁度良いのかなと思っています。
勿論ビニール袋はゴミ袋にもなるので、片付けもスムーズです。
子供によって好き嫌いもあるようですが、そこは適当にお互い交換などして貰ってます。
この方法にしてからは、一度まとめて作る手間はありますが、あとは暫く子供に任せられます。
【おまけ】
子供一人分パック活用
子供が自宅で食べる用のおやつも一回分を分けないと、好き勝手にあちこち開けてたくさん食べてしまうので、同じようにしています。
無地のポリ袋です。
ちょっと味気ない感じしますよね。
筆者も初めはそう思って、オシャレな缶に一回分を入れてみたり……
こんなボウルに一回分を入れたりしていたのですが……
一回分と言うことは、毎日これをセットしてあげなければならないということで…
結局朝バタバタと支度をしていると、余裕が無かったり忘れてしまって、用意できないことが多くなっていたんです。
それで、小学生の友達訪問用のお菓子を考えついた時に、自宅用もコレにしちゃいました。量は友達と遊ぶ時より少し少な目にしています。
子供自身は袋だとゴミを入れられて便利そうです。
私もゴミが散らばらずにストレスフリーです\(^_^)/
【小学生の友達訪問】お菓子や手土産をケース別に解説!まとめ
今回は小学生の子供だけでお友達のお宅にお邪魔する時の、手土産について実践的な提案をさせて頂きました!
子供用:「子供一人分パック」を活用する
200円前後
親御さん用:初めてのお宅やお泊りの場合は、気を使わない程度の手土産を持たせる
1000~2000円前後
金額や手の掛け方は、それぞれの価値観だと思いますので参考に。
筆者は仕事をしていて「お互い様」が出来なかったり、こまめにコミュニケーションが取れなくて、悩んだ時期もありました。
子供が低学年の頃は親のコミュニケーション能力が低いことが、子供の友達付き合いでハンディになっていると負い目も感じていました。
でも年齢とともに子供も成長し自分で人間関係を築いていけるように。
今では親だって忙しかったらに上手く物に頼って良いのではないかと思っています。
子供が小さい頃は子供を通して親同士の付き合いが始まることが多いですが、その中でも親同士の関係が続いているのは、「子供抜きでも会いたいとか話したい」と思う相手だなと感じます。
親だって「○○のお母さん」だからではなく、個人として大切にしたいと思える人間関係を築いていきたいですよね。
この記事を参考に良い関係を築いてもらえたら嬉しいです。
貴重なお時間さいて最後まで
お読みいただきありがとうございました
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